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> 活動レポート(ケニア編) > エピソード4 無医村へ
■ケニアの無医村で治療をするということ
今回、ユーポス未来号が向かったのは、ケニアの奥地にある「サンブル村」。ここは医者のいない村、いわゆる「無医村」です。サンブル村に幾つかある集落のうち2つが、今回訪問したACEFの支援先。それぞれに約10戸の小屋のような家屋があり、合計で約200人が暮らしを営んでいます。
放送中で出てきたやけどの少女は、10歳前後。患部が何らかの病原菌に感染しており、異臭を発していました。医師の手で速やかに消毒を施した後に、母親には消毒液のボトルを渡して使い方を伝授。あわせて抗生物質、痛み止めの鎮痛剤も同時に渡し、服用するように勧めます。そして最後に、現地の水では汚いために持っていたペットボトル数リットル分の水を渡して、彼女への治療は終了しました。
消毒液の使い方を、知らない。患部を洗おうにも、それに適した清潔な水がない。ケニアの無医村で治療をするということは、日本では当たり前に捉えがちな色々なものが無い、こういった環境に立ち向かっていく姿勢が必要不可欠なのです。
そして、こうした村に医療を届けるために欠かせないものが他にもあります。そのひとつが「車」です。今回私たちが寄付させていただいた「ユーポス未来号」は、ケニアに住む多くの人々の明日のために、様々な想いを乗せながら走っていきます。
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写真:©坂本 勉
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