活動レポート

エピソード4 パトカーのない警察署

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■パトカーのない警察署
アフリカ・タンザニア。およそ4万人が住む村にあるたった一つの警察署にはパトカーがありませんでした。 車がないことで警察官はパトロールの行動範囲が限られていましたが未来号があることで一人暮らしのお年寄りの家や、孤児たちが通う学校、よくケンカが起こるバーやクラブなど隅々までパトロールができます。
ところがパトロールをしている最中に突然の豪雨が村を襲いました。道もきちんと舗装されていない土道は、瞬く間に濁流へと変わります。 午後の時間帯で学校から帰る途中の子供たちや、仕事帰りの村人は先に進むことができなくなりました。 そこで一台の中古車が村人たちを乗せて豪雨で出来た川を渡ります。今もどこかで未来号が人々の役に立っています。

写真:©坂本 勉

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